台湾最大の医療・介護総合展MEDICAL TAIWAN 2023が6月に開催!
台湾貿易センター(TAITRA)は、2023年6月8日~10日(オンライン開催は同1日~15日)の日程で、台北南港第2展示ホールにて、「Medical Taiwan 2023 台湾国際医療ヘルスケア見本市」を開催します。
Medical Taiwanは台湾にて16年も続く歴史ある展示会で、医療産業のサプライチェーンに関する全領域を網羅し、グローバル規模にてプロが一同に会するイベントです。毎年500以上のブース、7,000人を超える医療産業従事者が来場し、国内外問わず、医療サプライチェーンにおけるパートナーやデジタル医療のトータルソリューションを発掘する為の最適なプラットフォームです。
現在、世界各国にて高齢化が加速し、慢性、急性疾患や難病治療に対するヘルスケアのニーズが高まっています。政府や企業は医療介護に関するテクノロジーの応用を積極的に行い、精密かつ高い効果をもたらす医療モデルの確立を目指しています。実は台湾も高い医療技術を有しているだけでなく、ウエハー製造やICT分野においても戦略的不可欠な立ち位置にある為、領域を跨いだ連携も得意としております。
Numbeoが公表したヘルスケア指数ランキング2022によると、台湾は86.43点をマークし、7年連続で世界1位となりました。台湾では高度な医療サービスを提供するだけでなく、政府も医療産業の発展に力を入れ、プレシジョンヘルスケアを台湾の六大核心戦略産業のひとつに掲げています。更にはジェロンテクノロジーにもフォーカスし、産学官連携で、技術と知識を集積、製品やサービスの商用化を加速し、市場のメカニズム活性化を図りながら、2025年までにヘルスケア産業の1.3億円突破を目指しています。
今年のMedical Taiwanは、業界のトレンドと政策に合わせ、「テクノロジーの発展」、「医療機器産業連携」、「イノベーションモメンタム」、「個別化医療」、「全世代ケア」を展示のテーマに、計250社が出展する予定です。
「テクノロジーの発展」に関しては、デジタルヘルスとスマート医療エリアを設け、医療のデジタル化におけるトータルソリューションを提供します。スマート医療機器メーカーのWellell、FASPRO、iXensor、dBio、QT Medical、Winnoz、Huijia Health、ThinkCloudなど注目の出展企業は、計測分析機器、ウェアラブル聴診器、スマートモニタリングやクラウドシステムなどのテック機器と技術を展示します。
「医療機器産業連携」は病院とクリニック設備、医療用消耗品、原料などを一括りで展示し、ワンストップの調達プラットフォームを築き上げます。また、医療用設備や消耗品を製造する老舗メーカー、MOTEX、CSD、Apexcare、NAM LIONG H&H、dc med、SIGMA-CARE、Joson-Careなども出展し、台湾の医療産業界をあげて、台湾医療&バイオテック産業協会や台北市医療器材商業協会も会員企業を率いて、本展示会にて品質の高い医療製品を紹介します。
高齢化によって介護の需要が高まっている中、「全世代ケア」というテーマにて、全世代ケア・福祉用具エリアとジェロンテクエリアを設け、全世代型ケアサービスとテクノロジーによる解決ソリューションを提供すます。
また、イノベーションモメンタムというテーマで、ベンチャーM-novatorエリアを新設し、3日間連続でフォーラムやピッチ、ネットワーキングを行い、投資家と医療系ベンチャーが交流できる場を設けます。
最後に、医療やヘルスケア産業の将来図を描く未来パビリオン打ち出します。在宅ヘルスケアエリアでは、健康促進や健康管理、プレジション・ケア、在宅医療に関する展示をし、サスティナブル医療エリアではDXやスマート化、遠隔医療サービスの実用化、グリーンビジネスのビジョンなどを展示し、「個別化医療」に関する最新ビジネスモデルをお見せします。